プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーの違い

プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワー。

どちらも生花のような生き生きとした表現が可能で、フラワーアレンジメントには欠かせない技法です。

今回は、プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーの違いや、私、フラワーデザイナー藤井の作品をご紹介したいと思います。

 

【プリザーブドフラワー】

プリザーブドフラワーは、「生花を加工した花」です。

摘み取ったばかりの花に、食品でも使われている自然素材と着色料の混合物(オーガニック特殊液)を使用して保存加工を施します。特徴としては、デリケートな素材で、特に湿度の高い場所や直射日光が当たる場所は避けたいところで、色落ちや色褪せに繋がります。

ご利用予定日の数日前から、まるで生きているようなフレッシュな作品制作が可能なため、ブライダルブーケやヘアーオーナメントに最適です。

しかし、加工に適した花びらや葉物に厚みがある素材に限定されるので、花の種類や大きさには制限があります。また、加工コストが高いので、作品は小さなものでも比較的高価になる傾向があります。プリザーブドフラワー制作は、当校で一番人気のジャンルでもあります。

 

【アーティフィシャルフラワー】

アーティフィシャルフラワーは、いわゆる「造花」です。

造花といっても年々クオリティーが向上し、生花に近い生々しさが感動的です。

造花ですからメンテナンスはそれほど必要なく、半永久的に楽しめるので、その分ほこりをかぶったままでも同じ場所に飾ってあるケースが多いのが悲しいところです。そういった場合は、ぬるま湯でサーと洗い流すことができます。

プリザーブドフラワーと違い、生花とほとんど同じ種類のものが、時にはそれ以上の大きさで、まるで本物のようなフェイクの花がホテルやブティックのディスプレイに活躍してます。

 

それぞれに良さがありますので、フラワーDECOでは、目的やお好みに応じてご提案をさせて頂きます。また、フラワースクールDECOにてフラワーデザイナー・藤井指導のもと、お客様ご自身で制作して頂くことも可能です。お客様ご自身で制作することは、真心を込めた素晴らしい作品になることはもちろん、ご予算の節約にもなります。

お気軽にご相談ください。